ことし2月に日本市場に参入した中国のスマートフォンメーカー「OPPO」が、新たな端末を発表しました。同じ中国の「ファーウェイ」も日本での販売を始めていて、国内外の端末メーカーどうしの競争が激しくなりそうです。
「OPPO」のスマートフォンは、いわゆる「自撮り」がしやすいカメラが特徴で、日本ではことし2月から販売に乗り出しています。
22日新たに発表した2種類の端末は、水がしみこみにくい防水機能と、買い物の際に端末をかざして代金を支払える機能を新たに搭載しています。
価格は税抜きで2万円台と6万円台で、主に格安スマホ向けにどの通信会社でも使うことができるSIMフリーの端末として、家電量販店などで販売するということです。
OPPOJapanの※トウ宇辰代表は発表会で「参入から半年で次の機種を投入するスピード感は、日本での事業を進めていく決意の表れだ」と述べました。
中国のスマートフォンメーカーは世界の出荷台数のトップ5に、ファーウェイ、シャオミ、OPPOの3社が入るなど、急成長しています。
ファーウェイも国内の大手携帯電話会社が端末の販売を始めていて、アメリカのアップル、日本のソニーやシャープなど国内外の端末メーカーどうしの競争が激しくなりそうです。
※「トウ」は「登」に「おおざと」
-- NHK NEWS WEB