アメリカ・ロサンゼルスのハリウッドに、日本の文化や先端技術などの情報を発信する広報拠点「ジャパン・ハウス」が完成し、日米の企業の代表ら800人余りが集まってオープンを祝いました。
「ジャパン・ハウス」は、日本の文化や和食の魅力、それに先端技術やデザインといったさまざまな情報を発信しようと、外務省がロサンゼルス、イギリスのロンドン、ブラジルのサンパウロに設置する広報拠点です。
このうち、ハリウッド中心部に位置するロサンゼルスの「ジャパン・ハウス」は、ことし1月に一部が開館したもので、24日に全館がオープンしました。
施設には、伝統的な食器や日本の調味料などを販売するショップがあるほか、レストランやシンポジウムなどを開催できる多目的スペースが設けられています。
全館オープンを記念する式典には、河野外務大臣やロサンゼルスのガルセッティ市長、それに日米の企業の代表ら800人余りが出席し、海部優子館長が「多くの方が日本の新たな魅力を発見できる場としたい」と述べました。
また、特別アドバイザーを務めるロックバンド「X JAPAN」のリーダー、YOSHIKIさんがピアノを演奏すると、華やかな空気に包まれました。このロサンゼルスの「ジャパン・ハウス」は、25日から全館が一般に公開されます。
-- NHK NEWS WEB