今シーズン初めて水揚げされたサンマ7000匹をふるまう「初さんま祭」が岩手県大船渡市で開かれ、家族連れなどでにぎわいました。
この催しは全国有数のサンマの水揚げを誇る大船渡市の水産会社などが開き、会場の下蛸ノ浦漁港では、25日に水揚げされたばかりのサンマ7000匹が炭火で焼かれてふるまわれました。
香ばしい香りが立ちこめる中、訪れた人たちが列を作り、脂がのった、とれたてのサンマを味わっていました。
会場では販売も行われ、超特大の4匹と中型の8匹の入った箱が1つ1000円で売られていました。
日本の近海では、このところサンマの深刻な不漁が続いていますが、ことしは近海に来るサンマの量が去年より増えると水産庁が予測していて、地元では水揚げも増えると期待が高まっています。
小学生の子どもと訪れた地元の男性は「毎年来ていますが、サンマはいつ食べてもおいしい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB