東京都が電気自動車の普及に向けた実証実験を行っている伊豆諸島の八丈島で、最新の電気自動車を紹介するモーターショーが開かれました。
このモーターショーは、東京都が電気自動車の実証実験を進めている八丈町で初めて開いたもので、国内メーカー9社が電気自動車など20台を展示しました。
会場には、通常の電気自動車やハイブリッド車に加えて、高齢者などが気軽に利用できる1人乗りの車種なども展示されました。
また会場では、ケーブルを直接つながず、駐車場の地面と車体の下側の間で無線を使って充電することができる「ワイヤレス充電」の技術も紹介されました。
26日は東京都の小池知事も会場を訪れ、メーカーの担当者から最新の技術やトレンドの説明を受けていました。
小池知事は「走行距離が長くなるなど、技術の進歩にメーカーの努力を感じた。CO2を排出しない電気自動車の魅力を感じてほしい」と話していました。
会場を訪れた八丈町の20代の女性は「初めて乗りましたが、かっこよくてほしくなりました。ワイヤレスで充電できるのもスマホみたいで便利ですね」と話していました。
このモーターショーは9月に伊豆諸島の新島でも開かれるということです。
-- NHK NEWS WEB