トヨタ自動車は、アメリカのライドシェア大手、ウーバーに日本円で550億円余りを出資すると発表しました。両社の自動運転技術を活用した専用の車両を導入するなど、新たなサービスを検討していくとしています。
発表によりますと、トヨタは、アメリカのライドシェア大手、ウーバーに5億ドル、日本円で550億円余りを出資することで合意したということです。
車の相乗りサービス、ライドシェアが世界的に広がる中、トヨタはすでにウーバーとの間で提携を結んでいて、今回の出資によって両社の関係を一段と強化する狙いがあります。
今後、両社では、それぞれが持つ自動運転などの技術を活用した専用の車両をアメリカで2021年に導入することを目指すほか、新たなサービスも検討していくということです。
トヨタは、ことし6月、東南アジアでも、この地域のライドシェア大手のグラブに日本円でおよそ1100億円を出資していて、車を使った新しいビジネスへの取り組みをさらに加速させる方針です。
-- NHK NEWS WEB