漫画家のさくらももこさんが亡くなったことについて、代表作「ちびまる子ちゃん」が放送され広く親しまれている中東からも哀悼の声が寄せられています。
配給会社によりますと、さくらさんの代表作「ちびまる子ちゃん」は世界の60の国と地域で放送され、各地で親しまれたということです。
このうち、中東地域では、ちびまる子ちゃんを直訳した「マルコ・サギーラ」というタイトルで、音声をアラビア語に吹き替え、オリジナルのアラブ調の主題歌とともに放送されてきました。
27日、アラビア語で日本のアニメの最新情報を伝えているツイッターのアカウントがさくらさんの訃報を伝えると、このツイートは1600回以上リツイートされ、中東のアニメファンから哀悼の声が次々に寄せられました。
このうち、パレスチナのファンは「私の幼少期のアニメ作品の中でちびまる子ちゃんは最高だった」と振り返っています。
また、エジプトのファンは「さくらさんに神の慈悲がありますように。まる子ちゃんとっても好きだったのに」と、涙を流す顔文字を添えて投稿していました。
-- NHK NEWS WEB