大気の状態が非常に不安定になっている秋田県の海上で、30日朝、竜巻のようなものが撮影されました。
秋田地方気象台によりますと、30日の秋田県内は、日本海から東北北部に延びる前線に向かって暖かい空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定となっています。
午前7時半ごろには秋田港沖の海上で竜巻のようなものが撮影されました。灰色の厚い雲の下に渦をまいた竜巻のようなものがあり、画面上を右から左へゆっくりと移動する様子が確認できます。
撮影した男性は会社の会議室の中から撮影したということで、「この場所で竜巻のようなものを見たのは初めてだったので驚きました」と話していました。
気象台は、午前8時すぎから午前10時半まで秋田県沿岸に竜巻注意情報を出していました。気象台は引き続き秋田県内陸に竜巻注意情報を出し、31日にかけて竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけています。
-- NHK NEWS WEB