東京オリンピック・パラリンピックで活動するボランティアの募集が来月中旬から始まるのを前に、初めての募集説明会が31日夜、東京 千代田区で開かれました。
募集説明会は、東京大会のボランティアが来月中旬から12月上旬まで募集されるのにあわせ、東京都が初めて開いたもので、仕事帰りの会社員などおよそ230人が集まりました。
東京都オリンピック・パラリンピック準備局の延與桂次長が「ボランティアの方々の協力をいただき、世界中の国や地域から訪れる選手や観客の皆さんをおもてなしの心で明るく迎えたい。力を合わせて歴史に残るすばらしい大会にしましょう」と呼びかけました。
このあと都と組織委員会の担当者が、競技会場や選手村などで大会運営に直接関わる「大会ボランティア」を8万人、東京都内の空港や駅などで交通や観光の案内を行う「都市ボランティア」を3万人、それぞれ募集することを説明しました。
活動日数は、大会ボランティアが10日以上、都市ボランティアが5日以上を基本とすることなど、応募の条件や活動の内容を説明していました。
募集説明会はことし11月まで10回程度開かれます。
さいたま市の20代の男性会社員は「スポーツが好きなので、ボランティアに参加して現地で感動を分かち合いたいと思います」と話していました。
-- NHK NEWS WEB