生態系に影響を及ぼすおそれがある外来生物の「ボタンウキクサ」を国の許可を受けずに栽培したとして、警視庁に逮捕された静岡県の39歳の会社員について、東京地方検察庁立川支部は嫌疑不十分で不起訴にしました。
不起訴になったのは、静岡県富士宮市の会社員、平田倫啓さん(39)です。
国の許可を受けずに「ボタンウキクサ」11株を販売目的で栽培したとして、特定外来生物被害防止法違反の疑いで、去年6月、警視庁東村山警察署に逮捕されました。
平田さんは処分保留で釈放され、東京地方検察庁立川支部が、任意で捜査を進めた結果、起訴するための証拠が得られなかったとして、嫌疑不十分で不起訴にしました。
-- NHK NEWS WEB