自民党総裁選挙への立候補を表明している石破元幹事長は、福島県白河市で講演し、地方に雇用と所得を取り戻さなければならないとして地方創生に取り組む考えを強調し、安倍総理大臣との政策論議に強い意欲を示しました。
石破元幹事長は「食料やエネルギーを作り、出生率が高い地方が衰退し、東京だけが残るような日本にしてはいけない。もう一度、地方に雇用と所得を取り戻さなければならない」と訴えました。
そのうえで「大企業や大都市がもうかれば地方も豊かになるとは私は思わない。地方で政策を作り、国は全力で応援する仕組みに変えていくことが必要だ」と述べ、地方創生に取り組む考えを強調しました。
そして「私は何者も恐れない。保身を考えず、正しいことは正しいと言う侍のきょうじを持って総裁選挙に臨んでいく」と述べ、来週7日に告示される自民党総裁選挙での安倍総理大臣との政策論議に強い意欲を示しました。
-- NHK NEWS WEB