プロ野球12球団は、東京オリンピックの期間中、ペナントレースを中断することで合意している2020年の日程について、ソフトボールが始まるオリンピック開幕の2日前から中断する方針を決めました。
3日は東京都内でNPB=日本野球機構の理事会と実行委員会が開かれ、12球団の代表者が東京オリンピックが開催される再来年(2020年)のシーズンの日程について意見を交わしました。
12球団はオリンピック期間中、ペナントレースを中断することですでに合意していましたが、ことし7月に競技スケジュールの大枠が示されたことを受けて検討した結果、ソフトボールが始まるオリンピック開幕2日前から中断する方針を決めました。
一方、再開する時期については「オリンピックの閉会式の翌日からだと、代表選手の調整が難しいのではないか」という意見が出て、今月12日に開かれるオーナー会議で改めて話し合うことになりました。
また、中断期間中に日本代表に選ばれていない選手のコンディションを維持するため、練習試合を行う案なども出されていて、今後、各球団の意見をとりまとめることになりました。
このほか、NPBの新たな財源として、オールスターゲームや日本シリーズなどに加え、レギュラーシーズンの公式戦に企業名などをつけるいわゆる「冠スポンサー」を導入できないか、今後、検討していくことが報告されました。
-- NHK NEWS WEB