台風21号の影響で関西空港の閉鎖が続いているため、5日、愛知県にある中部空港には、名古屋発に便を変更して海外に向かう人たちなどが詰めかけました。
関西空港は4日の台風で浸水するなどの被害を受け終日閉鎖になっていることから、航空機を利用する人たちへの影響が続いています。
5日、中部空港の国際線の出発ロビーは、関西空港を利用できずに名古屋から海外に向かおうとする人たちでふだんよりも混雑しました。
また、関西と韓国のインチョン(仁川)を結ぶ便を運航する航空会社では、行き先を中部空港に変更してインチョンとの間を往復する臨時便を飛ばして対応し、カウンターの前には長い列ができました。
インチョン経由で上海に向かうという会社員の男性は「関西空港から直接上海に行こうと思ったが、だめになりました。現地にまだ着いていないのにもう、へとへとです。何とか上海に着けたらいいと思っています」と話していました。
-- NHK NEWS WEB