地震による停電の影響で、トヨタ自動車などメーカー各社は北海道内の工場の操業停止を余儀なくされています。電力の復旧が見通せないため、各社は7日以降も生産を再開できるか不透明だとしています。
▼トヨタ自動車は苫小牧市にある子会社「トヨタ自動車北海道」のトランスミッションの工場で6日の操業を停止しました。
▼「いすゞ自動車」の苫小牧市にあるエンジンの部品の工場、
▼自動車部品大手の「デンソー」の千歳市にある自動車向けのセンサー部品の工場、
▼「アイシン精機」の苫小牧市にあるエンジン部品などの工場でも、
それぞれ6日の操業を取りやめました。
▼「パナソニック」は千歳市と帯広市にある電子部品の工場で操業を停止しました。
停電の影響に加えて一部の施設が壊れるなどの被害が出ているということです。
▼「京セラ」も北見市にある通信機器などを作る工場で6日の操業を停止しました。
各社は、電力の復旧が見通せないため7日以降も生産を再開できるか不透明だとしています。
-- NHK NEWS WEB