停電の影響で北海道内の広い範囲で携帯電話がつながらないなどの影響が続いています。
NTTドコモとKDDI、それにソフトバンクの大手3社は札幌市や旭川市をはじめ、北海道内の広い範囲で携帯電話がつながらないなどの影響が続いているということです。
また、各社によりますと、地震の発生のあと非常用の電源で電力を確保していた基地局の中には、蓄電池などが切れて、使えなくなっている設備も出てきているということです。
各社は、復旧作業を急いでいて、7日は移動基地局や、電源車を配備するなどの対応を順次進めています。
NTT東日本によりますと、北海道内の固定電話は12万7000回線、インターネットの回線も6万3000回線が使えなくなっています。
固定電話とインターネット回線は6日、いったんは復旧しましたが停電が長引き、通信施設の予備の電源が無くなったことで利用できない地域が出て、午後になって拡大しているということです。
NTT東日本は、本州などから電源車22台を配備し、復旧作業を急いでいるほか、8日はさらに6台を追加する予定だということです。
また、北海道全域で電報の配達が遅れているということです。
-- NHK NEWS WEB