JR北海道は、札幌近郊の路線などで8日朝から運転を再開し、札幌駅では多くの乗客の姿が見られました。
JR北海道は7日午後に札幌と新千歳空港を結ぶ「快速エアポート」が運転を再開したのに続き、8日朝から札幌と小樽の間など札幌近郊の路線を中心に運転を再開しました。
8日朝の札幌駅には運転再開を待ちわびた乗客の長い列ができ、朝6時前に改札口が開くと次々とホームへ向かっていました。
また近郊の手稲や千歳などからも列車が到着し、乗客はそれぞれの目的地へ向かっていました。
恵庭市から職場に向かう50代の会社員の男性は「地震のあと最初に出勤するので会社の様子を確かめようと早めの列車に乗りました。列車が動いてくれてありがたいです」と話していました。
一方、道内の各都市を結ぶ特急列車は8日も終日運休が決まっていることから、改札口などでは駅員が乗客の対応に追われていました。
-- NHK NEWS WEB