今回の地震で北海道内のコンビニエンスストアなどは一部の店舗を除いて営業を続けていますが、品薄状態の店舗も多く、各社は対応を急いでいます。
このうち、地元に基盤を置くコンビニエンスストア「セイコーマート」は道内の1100余りの店舗のうち、厚真町などの7店を除いて営業を行っています。ただ、大半の店舗が品薄の状態になっているため、会社では食料品や飲み水を優先して配送しているということです。
また、「セブン‐イレブン・ジャパン」は道内の1000店余りの大半で営業を続けていますが、品薄の状態になっていて本州からの航空便やフェリーを活用して商品を届けることを検討しています。
流通大手の「イオン」も道内の160店余りのうち、2つの店舗を除いて営業していて、商品を確保するため食料品などを中心に航空便やフェリーで輸送しているということです。
また、デパートでは「三越伊勢丹ホールディングス」が子会社で函館市の「函館丸井今井」の営業を再開させました。ただ、札幌市の「丸井今井札幌本店」と「札幌三越」は7日も臨時休業が続いています。
また、「J.フロントリテイリング」の「大丸札幌店」、「東急百貨店」の「札幌店」も臨時休業しています。スーパーでは「西友」が札幌市内にある9つの店舗すべてを7日も営業休止にしています。
-- NHK NEWS WEB