8日午前、千葉市若葉区の県道の交差点で、大量の鉄筋を積んだ大型トラックが横転し、信号待ちをしていた軽自動車が下敷きになりました。軽自動車の車内から男女3人が救助されましたが、いずれも心肺停止の状態だということで、警察が身元などの確認を急ぐとともに、事故の原因を調べています。
8日午前9時前、千葉市若葉区中野町の県道の信号機のある交差点で、大型トラックが左折しようとしたところ、バランスを崩して右側に倒れ、信号待ちをしていた軽自動車が下敷きになりました。
トラックの荷台と積み荷の鉄筋が軽自動車に覆いかぶさる形になったため救助作業が行われ、消防によりますと、およそ6時間後に車内から男性2人と女性1人の合わせて3人が助け出されましたが、いずれも心肺停止の状態だということです。
警察は3人の身元などの確認を急ぐとともに、トラックを運転していた自称・千葉県八千代市神野の会社員、在原伸悟容疑者(26)を過失運転傷害の疑いで逮捕し、事故の原因を調べています。
在原容疑者はトラックには37トン分の鉄筋を積んでいたと供述しているということです。
現場は千葉東金道路の中野インターチェンジから北に400メートルほどの県道です。
-- NHK NEWS WEB