北海道の地震で大きな被害を受けた厚真町で、避難している人たちに温かいピザを無料でふるまうサービスが行われました。
サービスを行ったのは宅配ピザチェーンの北海道支部で、厚真町で避難所の1つとなっている総合福祉センターの駐車場にケータリングのトラックを出して、さまざまな種類のピザをその場で焼いて、無料でふるまいました。
避難している人たちはトラックの前に列を作り、切り分けられたピザをお盆などに乗せて持ち帰っていました。温かいピザを早速おいしそうに食べる子どもたちの姿も見られ、8日は2時間ほどでおよそ400枚のピザがなくなりました。
中学3年生の男の子は「温かいものを食べて心も温まりました。避難所の生活は大変ですが、いろいろな人の支援で乗り切れそうです」と話していました。
支援を行ったピザーラ北海道支部の鷲崎友博支部長は、「困ったときこそ手を取り合って協力し、一緒に頑張りたい。できるかぎりの支援をしたい」と話していました。
会社によりますと、8日午後2時からは厚真町役場の厚南会館でピザの無料サービスを行うということです。
-- NHK NEWS WEB