停電の影響で、北海道内の広い範囲で携帯電話がつながらないなどの影響が続いています。
NTTドコモとKDDI、ソフトバンクの大手3社は、札幌市や函館市をはじめ、北海道内の広い範囲で携帯電話がつながらないなどの影響が続いているということです。
また各社によりますと、地震の発生のあと非常用の電源で電力を確保していた基地局の中には、蓄電池などが切れて使えなくなっている設備もあるということです。
各社は復旧作業を急いでいて、8日も移動基地局や電源車を配備するなどの対応を行う予定です。
NTT東日本によりますと、北海道内の固定電話は14万回線、インターネットの回線も6万8000回線が使えなくなっています。
固定電話とインターネット回線は6日、いったんは復旧しましたが、停電が長引き通信施設の予備の電源が無くなったことで利用できない地域が出てきているということです。
NTT東日本は本州などから電源車22台を配備し、復旧作業を急いでいるほか、8日はさらに6台を追加する予定だということです。
また北海道全域で電報の配達が遅れているということです。
-- NHK NEWS WEB