今回の地震の影響で、道内のコンビニエンスストアは9日も品薄の状態が続いていて、各社は道内にある工場を順次稼働させて生産量を増やすなど商品の確保を進めています。
このうち、道内で1000店余りを展開する「セブンーイレブン・ジャパン」は、ほぼすべての店舗で営業を再開しましたが、多くの店で依然、品薄な状態が続いているということです。会社では、9日中に、道内に13ある総菜や弁当を作る工場すべてで操業を再開させるほか、本州から航空機でパンを送るなどして商品の供給を急いでいます。
道内で660店舗を展開する「ローソン」は、9日までに道内にある食品を作る7つの工場のうち5つで操業を再開し、弁当などの生産を進めています。また、ふだんは道内でまかなっている日用品を、9日も本州からフェリーで発送しています。
地元の「セイコーマート」は、道内の1100余りの店舗のうち、むかわ町や日高町の4店を除いて営業を行っています。会社によりますと停電の影響で操業を停止していた総菜や弁当を作る道内の工場は9日までにすべて操業を再開していて、店舗への商品の供給を順次、増やすことにしています。
-- NHK NEWS WEB