8日、千葉市で軽自動車が横転したトレーラーの下敷きになり、家族3人が死亡した事故で、トレーラーには最大積載量を10トン近く超える荷物が積まれていた疑いがあることが、捜査関係者への取材でわかりました。警察は過積載が横転事故につながった可能性があるとみて、詳しいいきさつを調べることにしています。
8日、千葉市若葉区の県道の交差点で、軽自動車が横転したトレーラーの下敷きになり、乗っていた千葉市の会社員、吉田隆さん(70)、息子で千葉県大網白里市の会社役員、吉田亮さん(43)、亮さんの妻の葵さん(37)の3人が死亡しました。
警察はトレーラーを運転していた自称・千葉県八千代市の会社員、在原伸悟容疑者(26)を逮捕し、過失運転致死の疑いで捜査しています。
これまでの警察の調べで、容疑者が「鉄筋など37トン分を運んでいた」と供述していることがわかっていますが、その後の調べで、積み荷の最大積載量はおよそ30トンで、この量を10トン近く超える荷物が積まれていた疑いがあることが、捜査関係者への取材でわかりました。
警察は過積載が横転事故につながった可能性があるとみて、大量の鉄筋などが積まれた詳しいいきさつを調べることにしています。
-- NHK NEWS WEB