今回の地震のあと、新千歳空港では利用客が少ない状態が続き、国内線では予約が通常よりも3割前後減っている便があるほか、国際線では欠航する便も出るなど影響が広がっています。
航空各社によりますと、今回の地震のあと、新千歳空港を発着する便では、通常の利用客のほか、修学旅行やツアーなどの団体客のキャンセルが相次いでいるということです。
このため国内線では予約が通常よりも3割ほど減っている便もあるほか、国際線では、ふだんは8割ほどある予約率が、日によっては5割を下回る便もあるということです。
こうした中、韓国や中国とを結ぶエアプサンや香港航空など一部の航空会社では、12日は合わせて8便の欠航を決めています。
航空各社によりますと、地震の影響や電力不足への懸念などから、利用客がいつ回復するかについては、具体的な見通しはたっていないということです。
京都から帰省した21歳の大学生は「飛行機の中の前後の席に人が乗ってなかったのでびっくりしました。早く元どおりになってほしいです」と話していました。
-- NHK NEWS WEB