ロシア極東を訪れている安倍総理大臣は13日午前、日本企業の関係者と懇談し、日ロ両国の経済協力プランなどは成果につながるという認識の下、北方領土問題を含む平和条約交渉を前進させたいという決意を重ねて示しました。
ロシア極東のウラジオストクを訪れている安倍総理大臣は13日午前、ロシア政府主催の国際経済フォーラムに参加している日本企業の関係者らと懇談しました。
安倍総理大臣は「残念ながら領土交渉は進まず、平和条約が締結できないまま70年がたった。この問題の解決には両国の国民理解が大切で、お互いにさいぎ心の殻を打ち破り一歩前に進む決意をしたところだ」と述べました。
そのうえで、日本とロシアの経済協力プランや北方四島での共同経済活動は両国の大きな成果につながるという認識の下、平和条約交渉を前進させたいという決意を重ねて示しました。
-- NHK NEWS WEB