トランプ氏はみずからのツイッターを通じた発信を積極的に行い、最近は、自動車メーカーへの批判を相次いで行っています。
今月3日にはツイッターに「GM=ゼネラル・モーターズは、メキシコで製造した『シボレー・クルーズ』という小型車を、関税なしでアメリカの販売店に送っている。アメリカで生産するか、高い関税を支払うべきだ」と書き込みました。
さらに5日にはツイッターに「トヨタ自動車が、アメリカ向けのカローラを生産するためにメキシコに新しい工場を作ると言った。とんでもないことだ。アメリカ国内に工場を作らないのならば、高い関税を払うべきだ」と書き込み、日本の自動車メーカーにも批判の矛先を向けました。
トランプ氏は、国内の雇用を守るためだとして、メキシコなどと結んでいるNAFTA=北米自由貿易協定の見直しを主張しているほか、アメリカの企業が国外に移転した工場から輸入する製品には、35%の関税をかけると警告しています。
-- NHK NEWS WEB