電力不足が続く北海道の節電について、資源エネルギー庁は、現在20%としている節電目標を見直し、連休明けの今月18日以降については、新たな目標を示す方針を明らかにしました。
北海道電力と経済産業省は、今回の地震の影響で電力不足が続く北海道の家庭や企業に対して、20%を目標とする節電を求めています。
これについて、資源エネルギー庁は、13日夜の記者会見で、14日に再稼働を予定している京極水力発電所2号機などの状況を見極めたうえで、現在20%としている節電目標を見直す方針を明らかにしました。
そのうえで、連休明けの今月18日以降の新たな節電目標を、14日午後にも示すことにしています。
合わせて、北海道で電力の需要が高まる秋以降にかけての電力需給の見通しも公表して、中期的にどの程度の節電が必要になるのか説明し、協力を求めていくことにしています。
-- NHK NEWS WEB