アメリカの大手IT企業のアマゾン・ドット・コムの創業者で、世界1位の資産家として知られるベゾスCEOは、20億ドル(日本円で約2200億円)を投じた基金をつくり、ホームレスの支援などの慈善事業に乗り出すと発表しました。
アマゾン・ドット・コムのベゾスCEOは13日、20億ドル(日本円で約2200億円)を投じて、妻のマッケンジーさんと共同で基金をつくり、ホームレスの家族に宿泊場所や食事を提供する団体を支援するほか、低所得者の多い地域で無料の幼稚園を運営するとしています。
アマゾンが本社を置く西部ワシントン州のシアトル市では、家賃が高騰してホームレスが急増しており、アマゾンなどの大手企業の社員が、家賃相場を引き上げていると指摘されています。
一方、世界の長者番付を発表しているアメリカの経済誌フォーブスによりますと、ベゾス氏の資産総額は、アマゾンの株価上昇を受けて今月、日本円で約18兆円となり世界1位ですが、これまで慈善事業への貢献が少ないと批判されていました。
-- NHK NEWS WEB