台風21号で被害を受けた関西空港では、地下が浸水し閉鎖されていた第1ターミナルが14日、10日ぶりに一部で運用が再開され、海外に向かう利用客など多くの人が訪れています。
関西空港では、2本ある滑走路のうちB滑走路と第2ターミナルを使って運航が再開されましたが、多くの航空会社が利用する第1ターミナルは地下の電源設備の浸水で停電し閉鎖されていました。
これまでに復旧が進み、14日から一部で運用が再開されることになりました。
14日は再開された南側のエリアで国内線36便、国際線79便の合わせて115便がA滑走路やB滑走路を使って運航される予定ですが、これまでに目立ったトラブルはないということです。
空港を運営する会社によりますと、第1ターミナルは、北側のエリアでも今月21日に運用が再開され、全面的に再開できる見通しだということです。
また、タンカーが衝突した空港の連絡橋は、午前中のうちに損傷した橋桁がすべて撤去されました。
このあと鉄道部分の復旧が始まりますが、大きな損傷がなければ、同じ今月21日には運転が再開される見通しだということです。
-- NHK NEWS WEB