愛知県弥富市の職員が、自身のツイッターのアカウントだと思い込んで市の公式アカウントで大手飲料メーカーのキャンペーンに応募し、その画面が市の災害情報のツイッターに表示されていたことがわかりました。市は14日、ホームページなどを通じて謝罪しました。
弥富市によりますと、市が災害情報などを発信するツイッターに12日午後8時半ごろ、大手飲料メーカーの商品などが当たるキャンペーンの画面が突然表示され、削除されるまでのおよそ1時間半にわたり掲載されたということです。
市によりますと、原因は危機管理課の40代の職員がツイッターを通じてキャンペーンに応募した際、自身のアカウントではなく、誤って市の公式アカウントで応募したということです。
この職員は、緊急時に備えて自身のスマートフォンから市の公式アカウントにアクセスできる権限があり、「私用のツイッターと間違えて投稿してしまった」と説明しているということです。
市は、災害時に重要な情報を発信する公式ツイッターで災害や防災に関係ない情報を誤って発信したとして、14日、公式ホームページとツイッターで謝罪しました。
弥富市危機管理課の伊藤淳人課長は「再発防止に努めたい」としています。
-- NHK NEWS WEB