台風でタンカーが衝突した関西空港の連絡橋は、JRと南海電鉄が当初の予定より早く今月18日に2週間ぶりに運行を再開することになりました。
関西空港の連絡橋を管理する会社などによりますと、今月4日に台風でタンカーが衝突した連絡橋は鉄道の部分の橋桁がおよそ50センチずれましたが大きな損傷はなく、元の位置に戻す作業が14日までに終わりました。
また、ゆがんだレールを直す作業も15日朝までにほぼ終わり、架線などの一部の補修工事を残すだけになったということです。
このため、JRと南海電鉄は関西空港駅と対岸の大阪 泉佐野市にあるりんくうタウン駅の間で、当初の予定より3日早く今月18日火曜日の始発から2週間ぶりに運行を再開することになりました。
一方、連絡橋の道路の部分はすでに橋桁が撤去されましたが、復旧のめどはたっていないということです。
連絡橋の鉄道の開通で、関西空港のアクセスは今月21日の旅客ターミナルの全面的な運用再開を前に大幅に改善されます。
-- NHK NEWS WEB