北海道音更町で、地元の乳業メーカーが自家発電設備で操業を続けている工場を公開し、大勢の家族連れが訪れました。
この催しは、音更町に工場がある乳業メーカー「よつ葉乳業」が地域の人たちを元気づけようと開きました。
この工場では、地震のあとも自家発電設備を使って牛乳やバターを作り続けていて、15日は、訪れた人たちにその様子が公開されました。
工場の敷地では、搾りたての牛乳で作ったソフトクリームなどが販売され、大勢の家族連れが買い求めていました。
家族で訪れた女性は「地震の影響でイベントが自粛される中、すごくうれしいです」と話していました。
よつ葉乳業総務広報グループの東原輝昭部長は、「前を向いてみんなで進んでいこうという気持ちで開催した。少しでも楽しんでもらえたら」と話していました。
15日の売り上げの一部などは、義援金として被災地に送られるということです。
-- NHK NEWS WEB