台風21号の影響でタンカーが衝突した関西空港の連絡橋で、18日の鉄道の運行再開に向けて、急ピッチで進められている復旧作業の様子が報道陣に公開されました。
JR西日本によりますと、今月4日に台風21号の影響で流されたタンカーが衝突した連絡橋は、鉄道部分の橋桁が最大で50センチずれ、電車に電気を供給する架線を支える柱も大きく壊れました。
16日は、復旧作業が報道陣に公開され、現場では折れ曲がってしまっている保守点検用の安全柵の撤去などが行われていました。
鉄道運行に必要な作業はほぼ終わっているということで、鉄道会社は17日にも試験運転を行って、最終的な安全確認をするということです。
そして、問題がなければ、JR、南海電鉄ともに18日の始発から運行が再開される予定で、関西空港のアクセスは大幅に改善されることになります。
-- NHK NEWS WEB