仮想通貨の交換サイト、「Zaif」の運営会社が、外部からの不正なアクセスで大量の仮想通貨が流出したと発表したことをめぐり、ネット上では仮想通貨全般への懸念の声や、運営会社の対応を疑問視する指摘が相次いでいます。
このうち、ツイッター上では、「仮想通貨を運用している人にとって、誰もが対岸の火事じゃない。自分の資産をどう守るかも重要」といった声や、「仮想通貨の将来性に期待している身としては不安」といった声が上がっています。
中には、「え!ハッキングにあったの!?私の仮想通貨どうしてくれる」などと、交換サイトの顧客のものと思われる投稿もあります。
一方で、投稿の中には「仮想通貨なんて最初から仮想だから事件も仮想だと思ってしまう」とか、「また流出したの?大変ですねと、対岸の火事を見る感覚」などといった反応もあります。
このほか、運営会社が20日の未明に発表したことなどについて「今月14日に発生したにもかかわらず、なぜこの時間に公表?」といった投稿や、「発表では『今月18日にハッキング被害に気付いた』とあるが、その日にツイッター上では『客の資産の安全を確認』とも投稿していて、説明を聞きたい」などと対応を疑問視する声も相次いでいます。
-- NHK NEWS WEB