世界有数のゲームの展示会「東京ゲームショウ」が20日から始まり、対戦ゲームを競技として行う「eスポーツ」の人気が高まるなか、関連する製品の展示やイベントが注目されています。
「東京ゲームショウ」は、まず、ゲーム業界やメディアを対象に千葉市の幕張メッセで始まり、過去最多の668社が出展しています。
大型のスクリーンやインターネットを通じて、eスポーツを観戦できるステージでは、20日は、日本とオランダのプロ選手が対戦するサッカーゲームの試合が行われました。
このステージでは賞金総額が1000万円の大会も開かれるということです。
また、ことしはトーナメント方式で試合ができるなど対戦機能を強化したゲームソフトのほか、ゲーム向けに作られた専用のイスやパソコンの部品など、eスポーツに関連する製品の展示が増えています。
イスを販売する会社の代表は、「日本のeスポーツ関連の市場は、これからもっと広がると思う」と話していました。
このほか、過去の人気ゲーム機をつくり替えて、新たなファンを獲得しようという動きも出ています。
ソニーは、「プレイステーション」の初代モデルを、手のひらほどのサイズに小型化した新製品を発表したほか、タイトーは、かつて社会現象を起こした「インベーダーゲーム」を家庭向けに販売するため4分の3ほどのサイズにした製品を展示しています。
東京ゲームショウは、22日から2日間、一般に公開されます。
-- NHK NEWS WEB