茨城県かすみがうら市で、夫の遺体をモルタルで固めて自宅アパートに隠したとして44歳の妻が逮捕された事件で、警察は、この妻が夫の殺害にも関わっていたとして、20日、殺人の疑いで再逮捕しました。
再逮捕されたのは、茨城県かすみがうら市稲吉東の無職、氏家美穂容疑者(44)です。
氏家容疑者は夫で会社員の昇さん(33)の遺体をセメントに水や砂を混ぜたモルタルで固めて、自宅アパートのクローゼットに隠したとして、先月、死体遺棄の疑いで逮捕されていました。
警察が昇さんの死亡の経緯について捜査を進めた結果、氏家容疑者がことし2月中旬、自宅の部屋でひものような物で首を絞めて殺害したとして、20日、殺人の疑いで再逮捕しました。
調べに対して「夫が寝ている間に首を絞めた」などと供述し、容疑を認めているということです。
警察は、夫婦間のいさかいが事件につながったのではないかと見て詳しい動機を調べています。
-- NHK NEWS WEB