大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がモデルになった野球カードがオークションにかけられ、15万ドル(1700万円余り)という異例の高値で落札されました。
アメリカでは、収集家などの間で野球選手のカードの市場が形成されていて、人気選手のカードや貴重なものは高値で取り引きされます。
今シーズンから大リーグ・エンジェルスで、投打の二刀流でプレーする大谷選手についても、さまざまなカードが販売されています。
このうち、大谷選手のマウンドでの姿をモデルにし、本人のサインが添えられた金色のカードは、大手の会社が1枚だけ発行したもので、中身がわからないようパッケージされて販売され、カリフォルニア州の男性が引き当てました。
このカードは、格付け会社を通じて今月2日からインターネットのサイトでオークションにかけられ、20日に入札が締め切られました。
締め切り前日の時点で、最高の入札額は4万4000ドル(490万円余り)でしたが、締め切り時間が近づくにつれて、入札が急激に活発になり、最終的に15万3380ドル(1717万円余り)で落札されました。
格付け会社によりますと、大リーグのスター選手のカードでも、1000万円を超える価格がつくことは非常にまれだということで、大谷選手の人気と注目度の高さを改めて示す結果になりました。
-- NHK NEWS WEB