21日のニューヨーク株式市場はエネルギーや小売り関連株などが買われ、ダウ平均株価は前の日に続いて最高値を更新して今週の取り引きを終えました。
ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、20日に250ドル以上値上がりし、ことし1月につけた最高値を更新したのに続いて、21日も値上がりしました。
原油価格がいくぶん値上がりしたことでエネルギー関連株が買われたほか、小売関連株も値上がりし、終値は前の日に比べて86ドル52セント高い、2万6743ドル50セントでした。
ダウ平均株価は、トランプ大統領が中国からの輸入品に対する関税の上乗せを発表した月曜日こそ値下がりしたものの、その後は値上がりが続き、4営業日で700ドル近く上昇して今週の取り引きを終えました。
市場関係者は「来週はFRB=連邦準備制度理事会の利上げが見込まれているが、すでにマーケットでは織り込んでいる。米中の貿易摩擦の行方を気にしながらも、株価は底堅い動きが続くのではないか」と話しています。
-- NHK NEWS WEB