7月の西日本豪雨で大きな被害を受けた広島県呉市で、仮設住宅で暮らす人たちに食器メーカーなどから新しい食器が贈られました。
7月の西日本豪雨で、広島県呉市安浦町では、多くの住宅などに土砂が流れ込んで933棟の建物が被害を受けました。
22日は、21世帯が暮らす仮設住宅に石川県の食器メーカーなどの社員が訪れ、生活の再建に役立ててもらおうと、新しい食器のセットを贈りました。
食器のセットには茶わんと皿が2つずつ入っていて、「体調は大丈夫ですか」とか、「早く元気になってください」などと声を掛けながら食器を手渡していました。
食器を受け取った男性は「自宅が床上まで水につかり、多くの食器が使えなくなっていました。新しい食器を早速、使ってみようと思います」と話していました。
食器を配った櫻田博美さんは「きれいな食器を使ってもらって、少しでも元気になってほしい」と話していました。
-- NHK NEWS WEB