22日、埼玉県秩父市の県道で、40代の女性2人がひき逃げされ、1人が死亡、1人が大けがをした事件で、警察は52歳の無職の男をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。調べに対し、「酒を飲んでいたので怖くて逃げた」と供述していて、警察が詳しいいきさつを調べています。
逮捕されたのは、秩父市大野原の無職、田村知之容疑者(52)です。
この事件は、22日午前1時半すぎ、秩父市上町の県道で、いずれも近くに住む、会社員の中野恵美子さん(48)と知人の44歳の女性が車にはねられ、中野さんが死亡し、知人の女性が右腕の骨を折る大けがをしたもので、警察はひき逃げ事件として、現場から走り去った車の行方を捜査していました。
その結果、22日午後4時前、田村容疑者が秩父警察署に「夜中に人をはねて逃げた」と出頭し、警察は壊れていた車と現場に落ちいていたミラーが一致するなど、裏付けができたとして、23日にひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
調べに対し、「1人でドライブをしていた。酒を飲んで運転していたので、怖くなって逃げた」と供述しているということで、警察が詳しいいきさつを調べています。
-- NHK NEWS WEB