身近な交通機関のバスに親しんでもらおうと、新潟県内各地を走るバスの車両の展示などが行われる「バスまつり」が新潟市で開かれ、多くの家族連れでにぎわっています。
この催しは、バスの業界団体が「バスの日」としている、明治時代に日本で初めて乗り合いバスの運行が始まった9月20日の前後に毎年開かれています。
新潟市の万代地区の会場には、新潟県内各地で走っているバスや、企業の広告などがバスの側面などに掲示されたいわゆる「ラッピングバス」など、10台ほどが展示されています。
このうち、県内に1台しかないという黄色の車体が特徴の「乗務員研修車」は、新人の運転手が座る運転席のすぐ後ろに教官用の座席があるのが特徴です。
このほか、使われなくなったバスのつり革や運賃の表示器などを販売するコーナーのほか、バスの車体に自由に絵やメッセージを書き込めるコーナーも設けられ、親子連れなどの人気を集めていました。
新潟市内から孫と訪れた60代の男性は「初めて見るバスもあってかっこよかったです。孫も楽しそうでした」と話していました。
この催しは23日午後4時まで、新潟市の万代地区で開かれています。
-- NHK NEWS WEB