この夏の猛暑の影響で、エアコンや冷蔵庫などの、いわゆる「白物家電」の先月の国内の出荷額は過去最高となりました。
電機メーカーなどでつくる日本電機工業会によりますと、先月のいわゆる「白物家電」の国内出荷額は1950億円で、月別の統計が残っている昭和61年以降で過去最高になりました。
製品別では、
▽エアコンが前の年の同じ月より13.1%増加し655億円、
▽冷蔵庫が9.9%増加し449億円、
▽洗濯機は0.2%増加して262億円となっています。
このうちエアコンの出荷台数は、前の年の同じ月より14.5%増加し81万8000台で、8月としては過去2番目の多さになりました。
日本電機工業会は「猛暑の影響で、例年なら需要が落ち始める8月に入ってもエアコンが売れたほか、容量が大きい冷蔵庫への買い替えが進んだ」と話しています。
-- NHK NEWS WEB