26日のニューヨーク株式市場は、FRBの追加の利上げを受けて一時値上がりしましたが、その後は利益を確保しようという売り注文が増え、ダウ平均株価は、前日に比べて値下がりしました。
26日のニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、金利引き上げの発表が伝わると、アメリカ経済は好調だという受け止めから一時、前日に比べて100ドル以上値上がりしました。
しかしその後は、利益を確保しようとする売り注文が優勢となって値下がりし、結局ダウ平均株価の終値は、前の日に比べて106ドル93セント安い2万6385ドル28セントでした。
また、ニューヨーク外国為替市場では利上げ発表を受けてドルが買われて円が売られ、円相場は一時、1ドル=113円台をつける場面もありました。
市場関係者は「株価は値下がりしたが、パウエル議長の会見などでアメリカ経済の好調ぶりが改めて裏付けられたと市場は受け止めている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB