大手電力各社はことし11月の電気料金をそろって値上げすることになりました。火力発電の燃料となる石油や天然ガスなどの輸入価格の上昇が続いているためです。
各社の発表によりますと、ことし11月の電気料金は、使用量が平均的な家庭で、沖縄電力が73円、東京電力が65円、中部電力が54円、北海道電力が53円、東北電力と中国電力が52円の値上がりになります。
また、四国電力が39円、九州電力が37円、関西電力が36円、北陸電力が31円の値上がりです。
これは、火力発電の燃料となる石油や天然ガス、石炭の輸入価格の上昇が続いているためです。
大手10社すべてが値上げするのは4か月連続で、東北電力、中国電力、四国電力、九州電力では11か月連続の値上がりとなっています。
一方、都市ガス大手も天然ガスの輸入価格の上昇を受けて、4社すべてが11月のガス料金を値上げします。
値上げ幅は使用量が平均的な家庭で東邦ガスが44円、大阪ガスが43円、東京ガスが40円、西部ガスが32円となっています。
-- NHK NEWS WEB