28日の東京株式市場で株価は大きく値上がりしています。日経平均株価は、ことし1月につけたことしの最高値を更新し、平成3年11月以来、26年10か月ぶりの高値水準となっています。
28日の東京株式市場は、外国為替市場で円安ドル高が進んでいることや、27日のニューヨーク株式市場で株価が上昇したことから、取引開始直後から、株価は値上がりしました。
その後も買い注文が広がり、日経平均株価は400円以上値上がりし、ことし1月につけたことしの最高値を更新しました。
日経平均株価はこれで取り引き時間中としては平成3年11月以来、26年10か月ぶりの高値水準となっています。
日経平均株価、午前の終値は、27日の終値より405円66銭高い2万4202円40銭。
東証株価指数=トピックスは、23.93上がって1824.04。
午前の出来高は6億6786万株でした。
市場関係者は「外国為替市場で進む円安ドル高などを背景に、自動車や電機など輸出関連の銘柄に買い注文が集まっている。加えて、日米物品貿易協定の協議継続中はアメリカが検討する自動車などの関税引き上げ措置を発動しないことが確認されたことから安心感が広がり、海外投資家を中心にリスクを取って株を買う動きが広がっている」と話しています。
-- NHK NEWS WEB