実態のない会社名義で携帯電話の販売店からスマートフォン8台をだまし取ったとして元暴力団員ら3人が逮捕され、警視庁は、これまでにおよそ140台をだまし取っていたとみて調べています。
逮捕されたのは、埼玉県三郷市の会社役員、倉田光子容疑者(39)や、東京 西東京市の元暴力団員、大槻卓哉容疑者(48)ら3人です。
警視庁によりますと、去年8月、業務に使用すると偽って実態のない会社名義で携帯電話の販売店と契約し、スマートフォン8台をだまし取った疑いが持たれています。
スマートフォンは、携帯電話の買い取り業者に売りさばいていたということです。
調べに対し、倉田容疑者らは容疑を認め、「金に困っていた」などと供述し、大槻容疑者は「弁護士と相談する」と話しているということです。
警視庁は、去年7月からおよそ1か月間におよそ140台をだまし取り、合わせて500万円余りの不正な利益を得ていたとみて調べています。
-- NHK NEWS WEB