大阪・高槻市に本社がある「サンスター」は、チューブ入りのはみがきの製品から自社の基準を上回る数の微生物が検出されたとして、4万7000個余りを自主回収すると発表しました。
自主回収するのは、サンスターの『セッチマはみがきスペシャル[スタンディングタイプ]80g』という製品のうち、去年11月15日と16日、12月21日と22日の製造年月日が示されている合わせて4万7760個です。
会社によりますと、これらの日に製造され保管されている製品を調べたところ、自社の基準を上回る数の微生物が検出されたということです。
検出されたのは、海水など自然界に広く存在する微生物で、健康被害のおそれはないとしていて、大阪・高槻市の本社工場の配管に付着していたのが原因と見られるということです。
「サンスター」では、「深くおわびします。再発防止と品質向上に一層の努力を重ねます」としています。
問い合わせは、電話が0120ー578020で、平日の午前9時半から午後5時まで受け付け、会社のホームページでは24時間受け付けるということです。
-- NHK NEWS WEB