2020年の東京オリンピック・パラリンピックの競技会場となる千葉県の県民を対象に民間のシンクタンクが意識調査を行った結果、大会にボランティアとして「参加したい」と答えた人が約15%だったことがわかりました。
この調査は、千葉市の民間のシンクタンクが、東京大会に対する千葉県民の意識を調べようと8月にインターネットで行ったもので、15歳以上の県民1000人から回答を得ました。
東京大会にボランティアとして参加したいかどうか尋ねたところ、「参加したい」と答えた人は14.8%だった一方、「参加したくない」が66.7%に上ったということです。
年代別にみると10代と20代は「参加したい」と答えた人が25.6%と最も高くなり、30代から50代は17%、60代以上は11.6%となりました。
調査を行った「ちばぎん総合研究所」は「ボランティアの活動期間の長さなどから参加が難しいと感じている人が多いのではないか。ボランティア休暇の制度を導入して、会社員が参加しやすいようにするなど企業などにも取り組みが求められる」と話しています。
-- NHK NEWS WEB