アメリカ軍普天間基地の移設問題や、地域経済の活性化などをめぐって論戦が繰り広げられた沖縄県知事選挙は、30日、投票日を迎え午前7時から投票が始まりました。
沖縄県知事選挙に立候補しているのは届け出順に、自民党・公明党・日本維新の会・希望の党が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)、前衆議院議員で自由党幹事長の玉城デニー氏(58)、琉球料理研究家の渡口初美氏(83)、元会社員の兼島俊氏(40)、以上、4人の新人です。
今回の選挙は、先月、翁長知事が死去したことに伴うもので、政権与党などが推す佐喜真氏と、知事を支持していた政党などが支援する玉城氏の、事実上、2人による争いとなりました。
選挙戦ではアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設問題への対応や、地域経済の活性化などをめぐって論戦が繰り広げられました。
投票は一部を除いて午前7時から県内およそ300か所の投票所で始まっていて、午後8時までに締め切られ即日開票されます。
-- NHK NEWS WEB