沖縄県知事選挙は、30日、投票が行われていて、午前11時現在の投票率は5.60%と、前回と比べて7.23ポイント低くなっています。一方、29日までに有権者のおよそ35%にあたる人が期日前投票を済ませていて、前回の2倍余りとなっています。
沖縄県知事選挙に立候補しているのは届け出順に、いずれも無所属の新人で、
▼自民党・公明党・日本維新の会・希望の党が推薦する前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)、
▼前衆議院議員で自由党幹事長の玉城デニー氏(58)、
▼琉球料理研究家の渡口初美氏(83)、
▼元会社員の兼島俊氏(40)の4人です。
投票は、一部を除いて午前7時から行われていて、沖縄県選挙管理委員会によりますと、午前11時現在の投票率は5.60%と、前回4年前の選挙と比べて7.23ポイント低くなっています。
一方、29日までに期日前投票を済ませた人は、これまでで最も多い、有権者のおよそ35%にあたる40万6984人で、前回の2倍余りとなっています。
今回の選挙は、先月、翁長知事が死去したことに伴うもので、選挙戦では、アメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設問題への対応や、地域経済の活性化などをめぐって論戦が繰り広げられました。
沖縄県知事選挙の投票は午後8時までに締め切られ、即日開票されます。
-- NHK NEWS WEB