30日夜、鳥取県琴浦町で農道が崩れ落ちて軽トラックが巻き込まれ、乗っていた50歳の男性が死亡したほか、もう1人の男性の行方がわからなくなっています。警察は、台風の大雨で崩れたものと見て調べるとともに、消防とともに残る男性1人の救助を急いでいます。
30日午後7時半ごろ、鳥取県琴浦町倉坂の農道で、「前を走っていた同僚の車が土砂崩れに巻き込まれた」と消防に通報がありました。
警察と消防によりますと、農道が幅1.7メートル、長さ10メートル余りにわたって崩れ落ち、およそ50メートル下で軽トラックが転落しているのが見つかったということです。
車は土砂に覆われた状態で、車の外には鳥取県倉吉市の会社員、野田清孝さん(50)が倒れているのが見つかり、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、野田さんは会社の同僚と2台の車に分かれて仕事先に向かっていたということで、当時、野田さんが乗っていた車には、ほかに男性1人が乗っていたということです。
警察は、台風の大雨で農道が崩れたものと見て調べるとともに、1日午前6時から消防とともに残る男性1人の救助を急いでいます。
-- NHK NEWS WEB