7日未明、愛知県小牧市にあるプラスチック製品の工場で火事があり、19時間以上燃え続けましたが、午後9時すぎにほぼ消し止められました。消火活動にあたっていた消防隊員1人がけがをしたということで、警察が火事の原因を調べています。
7日午前2時ごろ、愛知県小牧市河内屋新田の「国盛化学」の工場で、炎と黒煙が上がっているという通報が消防にありました。
警察などによりますと、この工場ではプラスチック製品などを製造していて、3階建ての建物の2階にある作業場から出火したということです。
消防車20台が出動して消火にあたり、出火から19時間以上たった午後9時にほぼ消し止められました。
警察と消防によりますと、消火活動にあたっていた51歳の消防隊員の男性1人がけがをして病院で手当てを受けましたが、命に別状はないということです。
現場は名鉄布袋駅から東におよそ3.5キロ離れた住宅や工場などが建ち並ぶ地域で、周辺の住民からは、なかなか煙が収まらない中、不安の声が出ていました。
会社によりますと、火が出た当時、従業員はいなかったということで、警察は火事の原因を調べています。
-- NHK NEWS WEB